「育ての心」 2011年6月

6月の仏教保育徳目 「生命尊重」


園長より

◆『情けは人の為ならず』
「情け」は巡りめぐって、やがては自分の為にもなる。

 少し前のお話になりますが、東日本大震災の時、宮城県気仙沼大島に在住されておられる大越先生の御祖母様、三浦さんの安否が、あの日より一週間も不明でした。日ごとに憔悴していく大越先生を見るのがとてもつらかったものです。
 一週間後の夜、先生から「無事でした!」の一報がありました。本当に飛び上がって喜びました。
 御祖母様の無事を知らせてくださった方は、大越先生やご家族も全く面識のない方でした。
 その方は、当日、気仙沼大島を観光されていたそうです。大島は気仙沼からフェリーで30分掛る有人離島です。大島の人々は、その方にとても親切にしてくれたそうです。そして被災。フェリーも無くその方も暫く大島で過ごすしかなかったそうです。やがて、何とか秋田まで行き、飛行機で羽田に帰って来ました。そしてその場で大越先生のご両親に電話を掛けてくださったそうです。
 「大島の方々は本当に優しい人々でした。」「その御礼の気持ちを込めて、安否を心配している方々へ連絡を取っています。」とのことでした。まさに「情けは人の為ならず」です。私も心がけたいと思っています。

◆青葉まつり(弘法大師降誕会 ごうたんえ)
 6月15日は真言宗を開かれた「弘法大師空海」様のお誕生日です。木々の緑が映える頃ですので「青葉まつり」と呼称しています。  お大師様は『服せずんば療せず』との言葉を残されています。
 病に冒された人が、その病気や薬についてたくさんを知っているだけでは病は治らない。その薬を服用しなければその効果はない。それと同じように、仏の教えも、自分自身の生活の中で生かさなければならない。お大師様はこう語りかけています。(仏法は日用を離れず)
 「知識」は謂わばマニュアルです。マニュアルは「考えなくてもよい」ものです。でも、子どもに必要なことは「自分で考えてみる」ことだと思います。仏教だは、それを「智慧」と言います。園児に、この「智慧」を持ってもらいたいと願っております。来る6月12日(日)に「青葉まつり」を行ないます。是非ご一緒にお祝いください。


◆6月の仏教保育徳目
『生 命 尊 重』(全ての生けるものの生命を大切にしよう!)
「咲いた花、見て喜ぶならば、咲かせた根っこの恩を知る」

私たちの眼を楽しませてくれる花々。綺麗だな!美しいな!と感じる感性を大事にしていかなければと思っていますが、もっと大切なことは、その花を咲かせる「根っこ」を知らなければと考えています。
 私たちの眼に見えない「根っこ」。その根っこが土中の栄養を吸収してくれるからではないか!と考えることも大切でしょう!『生命』も同じです。生命を与えてくれた両親、育ててくれている両親。その両親に感謝することを園児にしっかりと伝えていかなければと思っています。


6月の行事予定表

1日(水) 夏服衣替え  眼科検診
4日(土) 自由登園日
6日(月) 内科健診(年長児)
7日(火) 内科健診(年中児)
8日(水) 内科健診(年少児)
9日(木) 家庭教育学級 開級式
11日(土) 自由登園日
12日(日) 青葉まつり(仏教行事)  保護者参観
13日(月) 代休
17日(金) 家庭教育学級  手話講習会
18日(土) 自由登園日
24日(金) 誕生会
25日(土) 自由登園日
30日(木) プラネタリウム見学(年長児)
Latest update 2018/04/05 Copyright 2011 All right reserved by Sesonin kindergarten